県立高校で複数校志願制度 導入へ 2026年春から2次入試は廃止「地域の高校の活性化へ」大分

2025年07月10日 18:40更新

大分県教育委員会は2026年3月からの高校入試でこれまで行われていた二次入試を廃止し、一次入試の得点などを使って第二志願校を受験できる新たな制度の導入を発表しました。

新たに導入されたのは「複数校志願制度」です。県教委によりますと、新制度は2026年3月から導入され、第一志願である一次入試の合格発表後、欠員のあった学校や学科を対象に第二志願校の出願が行われます。

この第二志願校では新たに試験を行わず、一次入試の得点や調査書の点数で選抜するということです。

ただ、第二志願で普通科を選択する場合は、受験生の出身中学校のある市町村ごとに出願可能な高校に制限を設けるということです。

新制度の導入について県教委は「欠員が増えている地域の高校の活性化につなげることが目的だ」としています。

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